制作事例

一埦中万物資生

クライアント: 資生堂株式会社・株式会社博展

2026年制作

映像制作
実写
作品
ウィンドウディスプレイ
空間
アーカイブ
クライアントワーク
暗い空間に浮かび上がる、金色の粒子が星のように輝くお椀と、回転する蓋。中央には金属の棒の先に小さな黒い球体がついた、お椀の内側を照らす照明のようなものが垂れ下がっている。

東京銀座資生堂ビル、資生堂パーラーのウインドウアート「一埦中万物資生(いちわんちゅうばんぶつしせい)」のアーカイブ映像を制作しました。

一埦中万物資生は、日本の伝統的な器であるお埦をモチーフに、資生堂が受け継いできた日本の美意識のひとつ「光と陰が織りなすあやとそのゆらぎの中に生まれる美、その背後にある自然への静かな畏敬」を表現したウインドウディスプレイです。正面のウインドウでは、大きなお埦と蓋・移ろう光・蒔絵の技法によってつくられた金箔が、お椀の内部に小さな宇宙を立ち上がらせます。もうひとつのウインドウでは、日常の器と椿によって、暮らしの中に息づく親密で静かな美を描いています。

圧巻のスケールと繊細なディテールを併せ持つ本作品。お椀を真正面からストレートに捉える構図を軸に、蓋の回転によって内部の光と陰が静かに移り変わる様子を、最小限のカメラワークで丁寧に切り取りました。暗闇で際立つ金箔の輝きと漆の艶のコントラストはクローズアップで捉え、スケール感と繊細さを両立。さらに、制作チーム提供の制作風景や参考映像を交えることで、作品の文脈も深くと伝える映像に仕上げています。

金色の蒔絵のきらめきが広がる暗い背景の中央に「一埦中万物資生」という白い文字が縦書きで配置されたシーン。
金色の大型のお椀のオブジェ、一埦中万物資生が飾られた資生堂パーラーのウィンドウディスプレイ。
金色の大型のお椀のオブジェ、一埦中万物資生の全体を写した写真。お椀の蓋が回転しており、回転の中心にあるライトが蒔絵の金箔を照らしている。
回転の中心にあるライトのクローズアップ。奥にある蒔絵の金箔を照らしており、金箔が輝いている。
お椀のエッジ部分のクローズアップ。お椀の蓋の回転にあわせて、蒔絵の金箔を照らす光がだんだんと広がっている最中の様子。
金色の大型のお椀のオブジェ、一埦中万物資生の中央付近のクローズアップ。お椀の蓋が回転しており、回転の中心にあるライトが蒔絵の金箔を照らしている。
中央の台座に器と花が飾られた資生堂パーラーのウィンドウディスプレイ。中央上部に「一埦中万物資生」という白い文字。
赤い椿の花が添えられた黒いお椀と、立てかけられた朱色の蓋。
ショーケース内に展示された、黒いお椀に盛られた白い結晶。
内側が朱色の黒いお椀に盛られた稲穂と米粒。
暗闇の中で、上部にある光を放つ大きなお椀型のオブジェを見上げる人物の横顔のシルエット。オブジェクトからの照明が顔の半分だけに当たっている。

スタッフリスト

Creative Director

信藤 洋二
資生堂

Art Director

金内 幸裕
資生堂

Designer

鍋田 知希
HAKUTEN
川西 真央
HAKUTEN

Title Designer

片山 翔平
資生堂

Creative Engineer

三谷 悠人
Spline Design Hub Inc.

Producer

楯 誠志郎
HAKUTEN

Technical Director

三宅 蘭瑠
HAKUTEN
熊崎 耕平
HAKUTEN

Construction

新宮 海生
HAKUTEN

Props

有限会社竹むら漆器店
伝統工芸 青山スクエア

Photographer

林 雅之

Videographer

鈴木 一平
BONSAI STUDIO

関連リンク

本ページ内の静止画は、BONSAI STUDIO 制作動画からの切り出し画像です。