事業内容/

研究開発

Human-Computer Interaction の研究者が
先端技術を活用し映像制作の新たな形を
現場での実践も含めて模索します

BONSAI STUDIO のメンバーは、映像制作者でもあると同時に、ヒューマンコンピュータインタラクションHCI領域を専門とする研究者でもあります。先端技術のキャッチアップや新しい挑戦に積極的な姿勢であるとともに、自身でも映像に関するアカデミックな研究を行い、論文発表・学会発表を行っています。

アカデミックな場にとどまらず、実際の現場でも技術を使った挑戦へ前向きに取り組んでいます。現場向けツール・ソフトウェアの自社開発や、映像制作支援を行うWebサービスなどの開発を行っています。

研究開発プロジェクト

左に写真,右に文字。2023年度IPA未踏アドバンスト事業,映像制作におけるAIとの共創の実現。担当PM,藤井彰人。メンバー,山本健太,鈴木一平。以下,左の写真の説明。人物がテーブルに座っており,目の前には大きなカメラとモニターが設置されていて,何やら作業をしている様子。

映像制作におけるAIとの共創の実現

2023年度 IPA 未踏アドバンスト事業

インターネット動画広告市場の急速な拡大に伴い、映像制作のニーズは多様化しており、限られたリソースの中で効率的な動画制作が求められている。この課題を解決するため、当プロジェクトでは以下の2つの目標に取り組む。

第一に、映像の専門知識ドメインの構築を目指す。映像制作に必要な専門知識が個人の経験に依存しがちなため、映像に対する専門的分析を機械化・自動化することで、専門知識の抽出を促進し、情報アクセスを容易にする。具体的には、世界最高水準の映像分析サービスを開発し、専門性とクリエイティビティの可視化を実現する。

第二に、AIとの共創システムを確立する。専門知識ドメインが整備されることで、人間だけでなくAIも情報にアクセス可能となり、AIを活用した効率的な映像制作が可能になる。

映像制作業界における専門知識の普及、効率化、そして人材育成に寄与し、インターネット動画広告市場の拡大に対応できる土台・ツールを整えることが本プロジェクトの意義である。

*未踏アドバンスト事業においては、山本・鈴木 個人として採択されました。